4日目、南の街マラガにやって来ました。
本当に今日(昨日?)はトラブルで冷や汗モノでした。
まず!朝9:15のマラガ行きの便に乗るため空港へ向けて出発。
空港行きの電車が出る駅へ地下鉄で向かいました。
難なく駅につき、切符を買い、空港線のホームへ。
9・10番ホームで電車を待っていると、10番ホームに先に電車が。
僕は勝手に10番ホームだと思い込んでて乗車。
空港までは約20分です。
安心しきってて乗車後すぐに爆睡。
空港が終点なので、問題ないと思ったのですが・・・。
いつまでたっても・・・
到着しない!
寝ぼけながらも車内アナウンスがうっすら聞こえて来ました。
聞いたことのない駅名・・・。
おかしいと思い、外を見回すと・・
一面に広がる地中海。
空港へ行く途中に見えるわけがありません。ヨットハーバー見えますし!
すでに30分は乗車していましたので、さすがに違う電車だと気づき、信じたくない気持ちを抑えて隣の人に聞くと・・・
「この電車は空港へは行かないよ」
・・・。
なんてことでしょう。次の駅ですぐに戻りの電車に。
時間はすでに7:30。
かなり遠くまで来ていました。
間に合うか!!?
戻りの電車内で、となりに座ってた頼りなさげなお兄ちゃんに空港までの行き方を聞くと、2回乗換えだそうで。
ショックを隠しきれず時計とにらめっこ。
そのお兄ちゃんが途中の駅で下車。
地図片手に時計見てたら、向かいのハーフパンツのおじさんが
「2回乗り換える必要はない」(ハーフパンツ)
誰?
「僕は君が乗り換える駅まで一緒だ。そこから一本乗り換えるだけで大丈夫」(ハーフパンツ)
見るからに優しそうで真面目な方でした。
「さっきから話を聞いていたが、彼が言ってたことは嘘だ。僕は乗り換えせずにこの駅まで行くよ。だって僕はそこへ今から仕事に行くんだ。」(ハーフパンツ)
もはや・・・
後光がさしていました。
ハーフパンツの神様。
神様いわく、
「たぶん、君は間に合わない。かなりギリギリだ。」
神様がいうのだから仕方ない。
神様と同じ駅で、びっくり。神様も一緒に走ってホームまで案内してくれました。
感動。
ハーフパンツで走る神様。
結局、空港行きの電車には間に合いませんでした。
「このホームしか空港線は出てない。ここにいれば乗れるからね!」
神様はそう言い残して仕事へと旅立って行きました。
次の電車まで30分。移動の時間はかなり限られていました。
すでに8:00。
そのとき、やたら知恵が働いていました。
空港までは二駅。距離もそう遠くないはず。
そのとき!
ある御方の言葉が降りて来ました。
「時間は金で買え」
よし!
神様に申し訳ないと思いながらも改札を出てタクシー乗り場へ!
運転手に聞くと・・・「2000くらいかな。」(運転手)
決まり。
奇跡の大逆転。
8:15には空港に到着しちゃいました(笑)
トラブルはありましたが、ようやく旅スタートです。
さよならバルセロナ。
ありがとうハーフパンツの神様。
ありがとう時速120キロも出して空港まで飛ばしてくれたタクシーの運転手。
これで無事、バルセロナを発つことができました。
では、マラガについては次にアップします!
1 件のコメント:
米粒、わらぐつ…神様はいろいろありますが、ハーフパンツの神様ですか(笑)助けられることってあるよね。どこにいても出会いが重要です。
さらに「時は金なり」っていうけど、お金で何とかなったのもラッキーだと思う。間に合ってよかった。そして、事故がなくてよかった。良い旅を!!
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