2013年8月21日水曜日

Salamanca 4

いよいよ本日サラマンカ最終日。
朝のモーニングもいつもより早め。

このあと荷物を送るために近くの郵便局へ。
荷物を送るだけなのに、たくさん話かけられ、しばらく窓口占領でした(笑)

思えば、この街に来て最初にたどり着いたのはスペインで最も美しいといわれるマヨール広場でした。



本当に美しい場所です。
たくさんの国から観光客が来ていて、多国籍な街でした。

この街に来て、大切な人へ手紙を書いたり、買い物をしたりと、少し、こちらの生活を味わうことができました。

そんな旅のスタートをきり、早くも最終日。

先日、語学学校の学長さんからも言われたように、もっと語学力を!と思い、もっと大きな声で音読出来る場所探し。

郊外へ出て、またまた散歩。
見たこともない植物。なんという名の植物でしょうか・・・。


しばらく行くと、古めかしい工場が。


こういう建物も、なぜか絵になりますね。


広い公園発見。もう少し進んで、帰りにここで音読だ!

振り返ると線路。
列車は通るかなぁ。

川沿いを進んで、本当に静かな、穏やかな道が続きました。

またまた見たことがない植物。
知らないものって、本当にいっぱいあるんですね。
知らないものがあればあるほど、なんだかワクワクしてきます。


気持ちよさそうに昼寝です(笑)

ここらで、かなり足が痛くなり、引き返すことに。
もう。30〜40分は歩きました。

先ほどの公園の木陰で音読をしていると・・・

おぉ!列車!見れたー!

なんかツイてるなぁ。
こうした小さな幸せがうれしく感じれる僕なのでした(笑)

ようやく市街に戻り、一休憩。
やっぱこれでしょ。

儀式!
飲んでばかり見えますか?
確かに飲んでますが、このときのテーマは天候。
店の人と、天候の話をしてました。
覚えたての単語も使ってみたりして(笑)

この日、最終日だったので、向かった先はウニベルシダ・ポンティフィシエ。
この街を一望できる塔です。

教皇さんとか高位聖職者の大学という意味なんですが、中を覗くと儀式的なことをする場所のように感じました。
入ってすぐのところ。古い絵画が展示されていました。


登っていく階段を見上げると・・・
 長い・・・。
やっぱり高いのでしょう。
階段を登っていた時、不思議と無くなった祖父のことを思い出していました。
歩行が難しくなっていた時期、兄弟と祖父と一緒に登ったお城。
なんだか、祖父も一緒に登ってる気さえしました。


かなり上まで来たのか、天井部分は目の前。
ついに、外へ!

うわぁ~!!!


街を一望です。





さらに鐘を鳴らすところまでの階段が!



素晴らしい。

美しいです。全部。
しばし、この風景を御覧ください。






何百年も、この街にこの鐘の音が響いていたことでしょう。
数えきれない人々との時間を過ごしてきたに違いありません。





綺麗な景色でした。
言葉が出て来ませんでした。
最終日、最高の景色をありがとう。

帰りの出口では、なぜか、沸々と今後の目標に向け気合の入る僕でした。


サラマンカ滞在ラストの今日はちょっと贅沢に。
今日の夕飯は・・・
お気に入りのバルができていたので、最後はここで。

このバルはめっちゃ美味い。

たぶん、旅行雑誌には乗ってません。
安い・美味い・優しいの三拍子。

知りたい方はぜひご連絡ください☆

ではでは、本日はここまで。
明日は帰国へ向けてマドリード。
それでは、おやすみなさい。
Chao!

2013年8月20日火曜日

Salamanca 3

サラマンカ滞在三日目です。
本日は、この旅行の最大の目的、語学のレベルチェックです。
自分で使う言葉をノートに書き起こしたり、思いを文にまとめたり。
ちょっくら、図書館へ行きましたが満員のためホテルで。

朝の作文を終えると・・・お腹すいたー。
とりあえず、お決まりのバルで朝食を済ませました。済ませたあとは市場へ。





八百屋や果物屋もありましたが、ほとんど肉屋。

ちなみに、今後旅行でスペイン行かれる方は、市場や路地に並ぶお店は高いのでご注意。
良いものではあるけれど、本当に高いです。買うならスーパー!

市場を回って、次に向かったのは郊外にあるローマ橋。
18世紀に再建築されていますが、トラヤヌス帝の時に建てられたローマ橋へ



 トルメス川が穏やかに流れる静かなところです。



橋を独り占めです。平日最高。


途中に、少し休める場所が。


本当に静かな街。
振り返れば、サラマンカの市街が!
素敵だなぁ。
そのまま郊外を進み、街をぐるっと。
おや。さすがサッカーの国。子どもたちがサッカーしてました。
将来はリーガ・エスパニョーラかい?

しばらく行くと、目に入ってきた林。某画家の絵を思い出しました。
たぶん、違う木なので画家名は伏せておきます(笑)
そして、ついに語学学校発見。
大学のすぐ近くにあり、何か手がかりでも??なーんて。
残念ながら、語学学校の写真を撮り忘れたので、周辺の写真をアップします。

学校を外から覗いていたら、あるおじさんが、

「興味があるのかい?何か知りたいことがあるなら案内するよ。」

おお。これまたラッキー。なんて心優しいお方でしょう。
奥に案内されると、目に入ってきたのは僕が今週末受験するセルバンテスのシンボル。
そして、中から出てきたのは学長さん。

・・・いきなり??

女性の方で、ラウラさんという方でした。
今考えていること、不安なこと、いろいろと話しを聞いてくれました。

彼女は真剣に話を聞いてくれて、一番僕が考えなければならないことも教えてくれました。
そして、実際のところ、やはり僕のスペイン語力は不十分だということも。

生活や日常会話はできるけれど、学んだり働くレベルには程遠いこと。
なんだか、胸がすっきりしました。
まだまだやらなきゃいけないことはいっぱいある。そして、やるべきことは、何れにしても変わらないということ。

今後、何でも相談にのるからと、連絡先を僕にくれました。
「人に優しくされた時、自分の小ささを知りました」という歌の歌詞が頭をよぎりました。

見ず知らずのアジア人が、突然やってきて、明後日帰国することもわかってて、商売になるわけ無い。
その場限りかもしれない。でも、話を親身に聞いてくれる。

こういう人の温かい部分に触れるところに、惹かれているのかもしれません。

こちらに来て、少しも寂しさを感じたことがありません。
人が温かいからです。距離が近いからです。人間くさいからです。

そんなことを考えながら、学校をあとにしました。

学校からは、少し離れた場所まで散歩。
少し離れると・・やっぱり食事が安い。半値です。
しかも、まけてくれます(笑)ジョークもタンマリ。
歩いていると、日本では見かけなくなった電話会社が。
日本のマーケットから離れたのは正解かも。
日本人の要求は高いでっせ。

このあとは、おみやげなど買い物をしました。そして今からまたスペイン語です!
もうちょっと、語彙を増やしまーす!

それでは、Chao!